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STRIDERの乗車ポジションについて考える

先日のこと久しぶりにむすめをストライダーに乗せてみたところ
その進歩に驚かせれました。
まだ二歳になるには数ヶ月かかる年齢ではありますが
それまでならシートにお尻をしっかり下ろし
まるで歩くように乗っていたのに
今回は両足が地面から離れる瞬間がありました。
片足で蹴った瞬間にもう片方の足が浮いているわけであります。
これは大きな進歩なのですが
実はそれには大きな理由があることを発見しました。

今年から通勤用に自転車を購入しまして
自転車の乗り方を再度学んでみたのですが
町で見かける日本人は90%以上の方が間違った乗り方をしています。

・ペダルを踏みおろした位置で、膝がかなり曲がっていたり
・拇指球の付け根ではなく、土踏まずでペダルを踏んでいたり

している方がほとんどだったりするわけであります。
簡単に言うならばサドルの高さが低いままで自転車に乗っている人が大多数!
本来であればペダルを踏みおろした時点で
膝が伸びきる一歩手前となるのが
一番効率よくペダルを踏み込めるポジションになります。
自転車で坂道を登るときには立ち上がって立ち漕ぎをすると思いますが
それは何故かというと
体重がしっかりペダルに伝わるからなんですね。
まるで歩くように片足に全体重を掛けられるので
坂道でもしっかり進むことができるわけです。
サドルの位置が低すぎると常に膝が曲がったまま
ペダルを踏まなければならないので
実はかなりの力のロスが発生しているわけであります。

そして上記のことはSTRIDERの乗り方にも大きく影響してきます。
こどもにとってサドルの高さが低すぎると
STRIDERが安定はしているものの
足を曲げたまま蹴っているので
パワーが100%生かしきれずに推進力をならないわけです。
サドルの高さが高すぎると
足が届かずにこれまた宙に浮いてしまうわけですが
足が届かないとどうなるか・・・
ちょうと爪先立ちで立てるぐらいの高さにしてあげると
こどもは片足ずつでバランスをとろうとするんです。
そして、どこかの時点で両足を離しても
カラダが宙に浮いていられるポジションがあることを発見します。
「あれ?両方の足を離しても転ばないぞ!!」
これを発見したらラッキーです。

こどもが地面を蹴って足が離れる瞬間の時点で
足が伸びきる一歩手前の状態になるように
サドルの高さを調整してあげると
かなりスムーズに乗れるようになります。
サドルが低すぎると足がじゃまになって
上手く進めなかったします。

きちんとしたサドルセッティングをすることで
こどものSTRIDER上達度が変わってきますから
STRIDERを購入して組み立てた後も
こどもの成長に合わせてこまめにサドルセッティングをしてあげてください。
嘘だと思うならばYouTubuでストライダーカップの映像を見るとわかります。
一等賞になっているこどもさんはみな
サドルのピジションが高いのがわかりますからね。
http://www.youtube.com/watch?v=SynqxcTp5kc&feature=related
コチラの映像を見ると
4位の女の子はサドルの位置が低すぎます。
そして6位の男の子は逆に高すぎるのがわかると思います。
http://www.youtube.com/watch?v=ROzRBe_5nq4&feature=related
そしてこちらの映像ですは明らかにからだの大きなおこさんが
低すぎるサドルのためにパワーロスをして
小さなお子様に負けているのがわかりますか?
by tentoumushicamera | 2010-12-18 06:36 | 自転車/STRIDER
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